「Amazon」からメールが届きました。
【重要】Аmazon アカウントの情報更新をお届けします というタイトルですが、これは・・・
「Amazon」を装った詐欺メールです。
リンクのクリックや個人情報の入力を絶対にしないでください!
この記事では、「【重要】Аmazon アカウントの情報更新をお届けします」というメールの怪しいポイントを解説していきます。
メールを受け取ったあなたの不安を解消できれは幸いです。
実際に届いたメール内容
タイトル:
【重要】Аmazon アカウントの情報更新をお届けします
Аmazon.co.jp <info@maodaner.com>
17:35 (59 分前)
To 〇〇@・・・←※〇〇は私のメールアドレスの@より頭の部分です
Аmazon お客様〇〇@・・・・←※〇〇は私のメールアドレスの@より頭の部分です
本文:
Аmazon に登録いただいたお客様に、Аmazon アカウントの情報更新をお届けします。
残念ながら、Аmazon のアカウントを更新できませんでした。
今回は、カードが期限切れになってるか、請求先住所が変更されたなど、さまざまな理由でカードの情報を更新できませんでした。
アカウント情報の一部が誤っている故に、お客様のアカウントを維持するため Аmazon アカウントの 情報を確認する必要があります。下からアカウントをログインし、情報を更新してください。
Аmazon ログイン
なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。
アカウントに登録のEメールアドレスにアクセスできない場合
お問い合わせ: Amazonカスタマーサービス。
お知らせ:
パスワードは誰にも教えないでください。
個人情報と関係がなく、推測しにくいパスワードを作成してください。大文字と小文字、数字、および記号を必ず使用してください。
オンラインアカウントごとに、異なるパスワードを使用してください。
どうぞよろしくお願いいたします。
Аmazon.co.jp
利用規約プライバシー規約パーソナライズド広告規約© 1996-2024, Amazon.com, Inc. or its affiliates
ここまで
以上がメールの内容でした。
「【重要】Аmazon アカウントの情報更新をお届けします」 というメールが怪しいポイント
宛名が「お客様+メールアドレス」になっている
宛名が個人名ではなくて、「Аmazon お客様〇〇@・・・・」となっている。
アカウントの更新など、重要な内容に宛名がメールアドレスとはおかしいですね。
発信元のメールアドレスのドメインが怪しい
差出人のメールアドレスのドメインを確認すると、
Аmazon.co.jp <info@maodaner.com> とあります。
Amazonが差出人として使用しているアドレスは以下になります。
- amazon.co.jp
- amazon.jp
- amazon.com
- business.amazon.co.jp
- email.amazon.com
- marketplace.amazon.co.jp
- m.marketplace.amazon.co.jp
- gc.email.amazon.co.jp
- gc.amazon.co.jp
- payments.amazon.co.jp
どれにも該当するものがありませんね。
メールに記載されているURLのリンク先が無効
メールに『Аmazon ログイン』というリンクボタンが貼ってありましたが、
リンクされていませんでした。
日本語がおかしい
「アカウント情報の一部が誤っている故に、お客様のアカウントを維持するため Аmazon アカウントの 情報を確認する必要があります。下からアカウントをログインし、情報を更新してください。」
「故に」→「ために」
「アカウントをログイン」→「アカウントにログイン」
とても不自然な日本語です。
スマホのアプリやプラウザのブックマークで状況確認
あなたの個人情報を確認するかのようなメールは、宛名が個人名でない場合は、詐欺メールを疑ってください。
メールのリンクをクリックせずに、「Amazon」のホームページからマイページにログインして状況を確認してください。
ホームページからログインする場合、いつも使っているブックマークを使うなど、信頼できるプラウザからログインしてください。
本当にあなたの情報確認が必要であれば、マイページで確認できるはずです。
今回のようなメールを見ても慌てず行動してください。
もし個人情報を入力してしまったら
もし誤って、カード情報や住所、名前、電話番号などを入力してしまったら、
クレジットカード会社にその旨を連絡をしてください。
クレジットガードの裏面に電話番号が記載されています。
カードの利用停止をしてもらいましよう。
住所や氏名、電話番号などを入力してしまったら、それを取り消すことはできません。
個人情報が相手に漏れたことで不審なメールや電話に気をつけるしかありません。
クレジットカードやキャッシュカードの利用停止をすることが、あなたができる数少ない手段なのです。
繰り返しますが、個人情報入力後に届くメールが怪しいと思ったら、すぐにカード会社に連絡しましょう。
「【重要】Аmazon アカウントの情報更新をお届けします」 というメールが怪しいポイントのまとめ
このメールが詐欺メールであると疑ったポイントは4つありました。
・宛名が個人名ではないこと
・差出人のメールアドレスのドメインが怪しい
・メールに記載されているURLのリンク無効
・メール文章の日本語たおかしい
しかし、
「24時間以内にご確認がない場合、アカウントの利用を停止します」
このようなメールが、普段利用している「Amazon」から届いたら不安になりますよね。
ここは冷静に、アプリやブックマークしてあるホームページにログインして内容を確認しましょう。
どうしてもご心配でしたら、クリックする前に 直接「Amazon」に問い合わせましょう。