「Amazon」からメールが届きました。
「Amazonアカウント認証通知」というタイトルですが、これは・・・
「Amazon」を装った詐欺メールです。
リンクのクリックや個人情報の入力を絶対にしないでください!
この記事では、「Amazonアカウント認証通知」というメールの怪しいポイントを解説していきます。
メールを受け取ったあなたの不安を解消できれは幸いです。
実際に届いたメール内容
タイトル:
Amazonアカウント認証通知
U-〇〇〇@uber.com 実際の表示は[amazon.co.jp]でした
〇〇〇は受信した私のアドレスの頭の部分になっていました
15:33 (32 分前)
To 〇〇 ←※〇〇は私のメールアドレスの@より頭の部分になっていました
こちら ←文字リンク
Amazon.co.jp
マイストア タイムセール Amazon ポイント ←文字リンク
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※拝啓、Amazon.co.jpのお客様
貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございます。Amazon.co.jpカスタマーサポートチームより、アカウントに関する重要なお知らせをお伝えします。
現在、お客様のアカウントはセキュリティ上の懸念から一時的に利用制限を行っております。この措置はアカウントの安全を確保するために必要なものであり、ご迷惑をおかけしていることを心よりお詫び申し上げます。
アカウントの利用制限を解除し、通常のサービスを取り戻すためには、アカウント情報の確認が必要です。以下の手順で情報の確認をお願いいたします:
Amazon.co.jpにログインしてください。
アカウント設定画面より、「アカウント情報の確認」に進んでください。
指示に従って必要な情報を提供し、確認を完了させてください。
情報確認後、アカウントの利用制限が解除され、通常のサービスが再開されます。お手数をおかけしますが、ご協力をお願いいたします。
アカウント認証 ←リンクボタン
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Amazon.co.jp
Amazonをフォロー Line facebook twitter
ご不明点やご質問がございましたら、以下のカスタマーサポートまでお気軽にお問い合わせください:
Amazonカスタマーサポート
お問い合わせ先: support@amazon.co.jp
ご協力とご理解、どうもありがとうございます。
敬具
Amazon.co.jp カスタマーサポートチーム
こちら←文字リンクから、設定の変更を行ってください。
送信者:アマゾンジャパン合同会社
住所・各種お問い合わせについては、こちらの「販売業者」欄をご参照ください。
© 2023 Amazon.com. All rights reserved. Amazonのロゴ、Amazon.co.jpおよび、Amazon.co.jpのロゴは、 Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
商品価格、発売日および在庫状況などは変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。価格、発売日および在庫状況などは、こ のニュースレターの送信時のデータです。お客様がAmazon.co.jp をご利用になるタイミングによっては、異なる場合があります。
Reference: 3110267148879963633566553
このEメールは次のアドレス宛に送信されました
ここまで
以上がメールの内容でした。
「Amazonアカウント認証通知」というメールが怪しいポイント
宛名が「Amazon.co.jpのお客様」となっている
宛名が個人名ではなくて、「Amazon.co.jpのお客様」となっている。
アカウントの更新など、重要な内容を送信する際に宛名が「Amazon.co.jpのお客様」とはおかしいですね。
言葉遣いがおかしい
Amazonが「拝啓」とか、「敬具」など、メールの文章に使用するでしょうか?
発信元のメールアドレスがおかしい
メール上の表示は[amazon.co.jp]でしたが、実際のアドレスは
「U-〇〇〇@uber.com」でした。
〇〇〇の部分は私のメールアドレスの一部が使われていました。
Amazonが差出人として使用しているアドレスは以下になります。
- amazon.co.jp
- amazon.jp
- amazon.com
- business.amazon.co.jp
- email.amazon.com
- marketplace.amazon.co.jp
- m.marketplace.amazon.co.jp
- gc.email.amazon.co.jp
- gc.amazon.co.jp
- payments.amazon.co.jp
どれにも該当するものがありませんね。
スマホのアプリやプラウザのブックマークで状況確認
あなたの個人情報を確認するかのようなメールは、宛名が個人名でない場合は、詐欺メールを疑ってください。
メールのリンクをクリックせずに、「Amazon」のホームページからマイページにログインして状況を確認してください。
ホームページからログインする場合、いつも使っているブックマークを使うなど、信頼できるプラウザからログインしてください。
本当にあなたの情報確認が必要であれば、マイページで確認できるはずです。
今回のようなメールを見ても慌てず行動してください。
もし個人情報を入力してしまったら
もし誤って、カード情報や住所、名前、電話番号などを入力してしまったら、
クレジットカード会社にその旨を連絡をしてください。
クレジットガードの裏面に電話番号が記載されています。
カードの利用停止をしてもらいましよう。
住所や氏名、電話番号などを入力してしまったら、それを取り消すことはできません。
個人情報が相手に漏れたことで不審なメールや電話に気をつけるしかありません。
クレジットカードやキャッシュカードの利用停止をすることが、あなたができる数少ない手段なのです。
繰り返しますが、個人情報入力後に届くメールが怪しいと思ったら、すぐにカード会社に連絡しましょう。
「Amazonアカウント認証通知」というタイトルのメールは詐欺メールです! のまとめ
このメールが詐欺メールであると疑ったポイントは3つありました。
・宛名が個人名ではない
・メール文章の言葉遣いがおかしい
・差出人のメールアドレスがおかしい
他の部分も怪しさ満載でしたが、この3つの部分で詐欺メールであると判断できました。
しかし、
「現在、お客様のアカウントはセキュリティ上の懸念から一時的に利用制限を行っております」
このようなメールが、普段利用している「Amazon」から届いたら不安になりますよね。
ここは冷静に、アプリやブックマークしてあるホームページにログインして内容を確認しましょう。
どうしてもご心配でしたら、クリックする前に 直接「Amazon」に問い合わせましょう。