e-Tax(国税電子申告・納税システム)からメールが届きました。
件名は
「務署からのお知らせ【宛名の登録確認及び秘密の質問等の登録に関するお知らせ】」
となっていました。
メールの内容は
「国税還付金の電子発行をしたので、E-
このメールは詐欺メールです!
リンクをクリックしたり、ログインはもちろん、個人情報を入力しないでください!
この記事ではこのメールが怪しいポイントを解説していきます。
同じメールを受信した方の不安が解消できれば幸いです。
実際に届いたメール内容
件名:
務署からのお知らせ【宛名の登録確認及び秘密の質問等の登録に関するお知らせ】
差出人:
e-Tax(国税電子申告・納税システム) <no-reply@aladyul66.com>
本文:
国税還付金の電子発行を開始しました。
e-Taxをご利用いただきありがとうございます。
令和6年度の税制改正等のうち、以下の申告手続について、追加及び修正を行い。
税制改正に伴い、税金の状況をわかりやすくするため。
E-Taxの個人納税アカウントを持つことを全員に義務付けていますこのメール受信後24時間以内に下記の専用リンクからE-taxアカウントをご登録ください。
◯ 注意事項
以下のリンクから案内に従ってE-tax個人アカウントの登録を行ってください。
案内メールの有効期限は令和6年03月19日となりますので、有効期限内に確認を行ってください。
▼e-Taxホームページでご確認してください
※本メールアドレスは送信専用のため、返信を受け付けておりません。ご了承ください。
——————————————————————
発行元:国税庁
Copyright (C) NATIONAL TAX AGENCY ALL Rights Reserved.
ここまで
以上がメールの内容でした。
この「務署からのお知らせ【宛名の登録確認及び秘密の質問等の登録に関するお知らせ】という件名のメールが怪しいポイント
宛名が書かれていない
メールの本文には宛名が一切書かれていませんでした。
ログイン通知をするにあたって、宛名を書かないのはおかしいと思います。
差出人はメールアドレスしか情報がないのです。あなたの名前は知りません。
宛名のないこのようなメールは詐欺メールだと疑っても良いと思います。
差出人のメールアドレスが怪しい
差出人の表示は「e-Tax(国税電子申告・納税システム) 」となっていましたが、
実際のメールアドレスは
<no-reply@aladyul66.com>
となっていました。
「税務署からのお知らせメール」は以下のメールアドレスから送信されます。
送信元表記:e-Tax(国税電子申告・納税システム)‹info@e-tax.nta.go.jp›
全く違うものでした。
脱字、日本語がおかしい
件名が 「務署からのお知らせ」
となっていました。「税」が抜けています。
また本文では
「令和6年度の税制改正等のうち、以下の申告手続について、追加及び修正を行い。税制改正に伴い、税金の状況をわかりやすくするため。」
句点「。」の位置、文章の構成がおかしいです。
「E-Taxの個人納税アカウントを持つことを全員に義務付けていますこのメール受信後24時間以内に・・・」
「e-Tax」が「E-Tax」になっています。
「義務付けてていますこのメール受信後・・・」
句点「。」がありません。
メール「を」受信後・・・ 「を」などの接続詞がありません。
リンク先のURLが怪しい
「▼e-Taxホームページでご確認してください」のリンクボタンのURLを確認しましたが、
<https:// www.gp9967.com/>
このURLは無効になっていました。
スマホのアプリやプラウザのブックマークで状況確認
あなたの個人情報を確認するかのようなメールは、宛名が個人名でない場合は、詐欺メールを疑ってください。
メールのリンクをクリックせずに、アプリなどあれば、そこからマイページにログインして状況を確認してください。
ホームページからログインする場合、いつも使っているブックマークを使うなど、信頼できるプラウザからログインしてください。
本当にあなたの情報確認が必要であれば、マイページで確認できるはずです。
今回のようなメールを見ても慌てず行動してください。
もし個人情報を入力してしまったら
もし誤って、カード情報や住所、名前、電話番号などを入力してしまったら、
クレジットカード会社にその旨を連絡をしてください。
クレジットガードの裏面に電話番号が記載されています。
カードの利用停止をしてもらいましよう。
クレジットカードについて注意点があります。
カードの裏面にサインは必ずあなたが書いておいてください。
カードの不正利用の防止につながります。
注意点が1つあります。
それは、クレジットカードの裏面にサインが無いと不正利用されても保障されない可能性があるので必ずあなたが署名しておいてください。
クレジットカードの裏面にサインすることの重要性についての記事もあります。ぜひご確認ください。
住所や氏名、電話番号などを入力してしまったら、それを取り消すことはできません。
個人情報が相手に漏れたことで不審なメールや電話に気をつけるしかありません。
クレジットカードやキャッシュカードの利用停止をすることが、あなたができる数少ない手段なのです。
繰り返しますが、個人情報入力後に届くメールが怪しいと思ったら、すぐにカード会社に連絡しましょう。
この「務署からのお知らせ【宛名の登録確認及び秘密の質問等の登録に関するお知らせ】という件名のメールが怪しいポイントのまとめ
このメールが詐欺メールであると疑ったポイントは4つありました。
・宛名が書かれていない
・差出人のメールアドレスが怪しい
・脱字、日本語がおかしい
・リンク先のURLが怪しい
他にも怪しさ満載の内容でした。
しかし、税務署から
「国税還付金の電子発行をしたので、E-
メールが届くと不安になり、何のことだかと確認したくもなりますね。
そこは、冷静に、届いたメールをよく読んでもらえれば 脱字があり、文章の不自然さにお気づきになるでしょう。
また、この記事を参考していただき、
絶対にクリックやログインなどしなようにしてください。
この記事が詐欺被害の防止に役に立てれば幸いです。
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