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「税務署からのお知らせ【e-Tax個人アカウントの登録確認に関する重要なお知らせ】」という件名のメールは詐欺メールです!

詐欺・迷惑メールの例

「国税庁」を名乗るところからメールが届きました。

件名は

「税務署からのお知らせ【e-Tax個人アカウントの登録確認に関する重要なお知らせ】」

というものでした。

内容は

「e-Taxに登録してある情報が、確認対象となるべき事由がないことが判明したので、

個人情報を最新のものを入力し、更新してください」

と、いうものでした。

このメールは詐欺メールです!

絶対にリンクをクリックしたり、ログインしないでください!

 

この記事ではこのメールが詐欺メールであることを解説していきます。

同じメールを受信した方の不安が解消できれば幸いです。

 

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実際に届いたメール内容

件名:

税務署からのお知らせ【e-Tax個人アカウントの登録確認に関する重要なお知らせ】

差出人:

e-Tax(国税電子申告・納税システム) <admin@amazozmnz.com>

本文:

国税局からのお知らせ

ご担当者様

誠にありがとうございます。

いつもご利用いただきまして誠にありがとうございます。

税務の確認作業を一定の基準に基づいて実施しました結果、確認対象となるべき事由がないことが判明いたしましたことを

お知らせいたします。

信用の確認結果を詳細に更新し、税務サービスを

より便利にご利用いただくため、全ての情報を正確に最新のものと更新をお願いしております。

対策手順:

下記の専用リンクよりアクセスし、指示に従って個人情報の登録を行ってください。

本案内メールの有効期限は令和6年4月28日10:46:08 PMまでとなっておりますので、期限内に登録をお願いいたします。

e-Taxのご利用再開につきましては、e-Tax公式ウェブサイトで確認ください。

→専用リンク ←リンクボタン <https:// www.yrz25.com/>

※ メールアドレスは送信専用であり、返信はできません。ご了承ください。

発行元:国税庁

特許所有 (C) 国税庁 特許情報局

何かご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

ここまで

以上がメールの内容でした。

 

「税務署からのお知らせ【e-Tax個人アカウントの登録確認に関する重要なお知らせ】」という件名のメールが怪しいポイント

宛名が書かれていない

「ご担当者様」と本文中にあるだけで宛名が書かれていませんでした。

ログイン通知をするにあたって、宛名を書かないのはおかしいと思います。

差出人はメールアドレスしか情報がないのです。あなたの名前は知りません。

宛名のないこのようなメールは詐欺メールだと疑っても良いと思います。

差出人のメールアドレスが怪しい

差出人の表示は「e-Tax(国税電子申告・納税システム) 」となっていましたが、

実際のメールアドレスは

<admin@amazozmnz.com>

となっていました。

「税務署からのお知らせメール」は以下のメールアドレスから送信されます。

送信元表記:e-Tax(国税電子申告・納税システム)‹info@e-tax.nta.go.jp›

全く違うものでした。

リンク先のURLが怪しい

「 →専用リンク」のリンクボタンのURLを確認しましたが、

<https:// www.yrz25.com/>

このURLは無効になっていました。

本文の日本語がおかしい

「誠にありがとうございます。いつもご利用いただきまして誠にありがとうございます。」

「誠にありがとうございます。」を繰り返しています。

「信用の確認結果を詳細に更新し・・・」

何を言っているの理解できません。

「国税庁 特許情報局」

メールの発行元が 国税庁 特許所有 (C) 国税庁 特許情報局

となっていましたが、「特許情報局」なる組織は調べた限り確認できませんでした。

 

スマホのアプリやプラウザのブックマークで状況確認

あなたの個人情報を確認するかのようなメールは、宛名が個人名でない場合は、詐欺メールを疑ってください。

メールのリンクをクリックせずに、アプリなどあれば、そこからマイページにログインして状況を確認してください。

ホームページからログインする場合、いつも使っているブックマークを使うなど、信頼できるプラウザからログインしてください。

本当にあなたの情報確認が必要であれば、マイページで確認できるはずです。

今回のようなメールを見ても慌てず行動してください。

 

もし個人情報を入力してしまったら

もし誤って、カード情報や住所、名前、電話番号などを入力してしまったら、

クレジットカード会社にその旨を連絡をしてください。

クレジットガードの裏面に電話番号が記載されています。

カードの利用停止をしてもらいましよう。

クレジットカードについて注意点があります。

カードの裏面にサインは必ずあなたが書いておいてください。

カードの不正利用の防止につながります。

注意点が1つあります。

それは、クレジットカードの裏面にサインが無いと不正利用されても保障されない可能性があるので必ずあなたが署名しておいてください。

クレジットカードの裏面にサインすることの重要性についての記事もあります。ぜひご確認ください。

クレジットカード裏面のサインはどのペンで?サインしないと・・・意外と知られていないポイントを紹介!

住所や氏名、電話番号などを入力してしまったら、それを取り消すことはできません。

個人情報が相手に漏れたことで不審なメールや電話に気をつけるしかありません。

クレジットカードやキャッシュカードの利用停止をすることが、あなたができる数少ない手段なのです。

繰り返しますが、個人情報入力後に届くメールが怪しいと思ったら、すぐにカード会社に連絡しましょう。

 

「税務署からのお知らせ【e-Tax個人アカウントの登録確認に関する重要なお知らせ】」という件名のメールが怪しいポイントのまとめ

このメールが詐欺メールであると疑ったポイントは4つありました。

・宛名が書かれていない

・差出人のメールアドレスが怪しい

・リンク先のURLが怪しい

・本文の日本語がおかしい

他にも怪しさ満載の内容でした。

 

しかし、「国税庁」や「国税局」、「税務署」と名乗るところからこのようなメールが届くと不安や心配になり、リンクをクリックしてその場で確認したくなりますよね。

しかし、そこは冷静に、届いたメールをよく読んでもらえれば 文章の不自然さにお気づきになるでしょう。

また、この記事を参考していただき、絶対にクリックやログインなどしなようにしてください。

 

この記事が詐欺被害の防止にお役に立てれば幸いです。

 

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