Amazonから【重要なお知らせ】というメールが届きました。
件名は 「【重要なお知らせ】お客様のお支払い方法が承認されません」
というものでした。
これは詐欺メールです!
絶対にリンクをクリックしたり、個人情報を入力しないでください!
この記事では「【重要なお知らせ】お客様のお支払い方法が承認されません」が詐欺メールであるというポイントについて解説します。
同じメールを受け取ったあなたの不安が解消されれば幸いです。
実際に届いたメール
【重要なお知らせ】お客様のお支払い方法が承認されません
Amazon.co.jp <order-update@amazon.co.jp>
11:29 (3 時間前)
To
Аmazon お客様
Amazonアカウントのエラーまたは不完全なプロファイルにより、システムは残念ながら高リスクのアカウントに設定されており、アカウントと対応する機能の権限が部分的にロックされています。
Amazonアカウントのロック解除にご協力ください。以下のリンクを使用して、Amazon Webサイトにアクセスし、情報を更新してください。
■ご利用確認はこちら ←リンクボタン
※24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。
※ パスワードは誰にも教えないでください。
※ 個人情報と関係がなく、推測しにくいパスワードを作成してください。大文字と小文字、数字、および記号を必ず使用してください。
※ オンラインアカウントごとに、異なるパスワードを使用してください。
※ アカウントに登録のEメールアドレスにアクセスできない場合
お問い合わせ: Amazonカスタマーサービス。
Amazonポイントのご利用方法については、こちら( https://www.amazon.co.jp/points/guide)からご確認いただけます。
Amazonは4つの理念を指針としています。お客様を起点にすること、創造への情熱、優れた運営へのこだわり、そして長期的な発想です。Amazonは、地球上で最もお客様を大切にする企業、そして地球上で最高の雇用主となり、地球上で最も安全な職場を提供することを目指しています。カスタマーレビュー、1-Click注文、パーソナライズされたおすすめ商品機能、Amazonプライム、フルフィルメント by Amazon(FBA)、アマゾン ウェブ サービス(AWS)、Kindle ダイレクト・パブリッシング、Kindle、Career Choice、Fire タブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexa、Just Walk Out technology、Amazon Studios、気候変動対策に関する誓約(The Climate Pledge)などは、Amazonが先駆けて提供している商品やサービス、取り組みです。
https:// www.aboutamazon.jp/workplace
お客様は、Amazonのあらゆる行動の中心です。Amazonは、聡明で情熱的な人々がお客様を起点に考え、お客様のためにイノベーションを起こす場所です。過去10年間で、Amazonは米国内で他のどの企業よりも多くの雇用を創出してきました。また、Amazonは社員の成長のために投資しています。Amazonは、社員のための無料のスキルトレーニングに7億ドル以上を投じており、需要の高い技術職やクラウドコンピューティングなどの職務においてもキャリアアップを支援しています。
https:// www.aboutamazon.jp/impact/disaster-relief
Amazonの災害支援活動は、Amazonの国際物流能力を活用して、最も早く、最も効果的な支援を提供しています。こうした強みにより、Amazonやパートナー企業から寄付された商品を、自然災害発生後に可能な限り早急に、コミュニティに向けて発送することができます。2017年以降、Amazonは1,070万点以上の救援物資を寄付し、世界中で50を超える自然災害の被害に遭った人々を支援してきました。
https:// www.aboutamazon.jp/workplace/employee-benefits
Amazonでは、社員とその家族をサポートする優れた福利厚生を幅広く提供しています。これらの包括的な福利厚生は入社初日から始まり、健康保険、育児休暇、将来のための貯蓄など、健康と福祉を向上させるさまざまなリソースがあります。
https:// www.aboutamazon.jp/about-us/leadership-principles
私たちは自分自身、そして互いに、日々の行動を通じてリーダーシップ・プリンシプルを用いてそれを示す責任があります。 私たちのリーダーシップ・プリンシプルは、どのようにAmazonがビジネスを行い、どのようにリーダーたちが導き、私たちの決定の中心にお客様がいる状態を継続するのかを表すものです。独自のAmazonの文化は、リーダーシップ・プリンシプルによって表現され、地球上で最もお客様を大切にする企業になることという企業理念を粘り強く追求するための助けとなります。
© 2024 Amazon.com, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Amazon, Amazon.co.jp, Amazon Prime, Prime およびAmazon.co.jp のロゴは Amazon.com , Inc.またはその関連会社の商標です。 Amazon.com, 410 Terry Avenue N., Seattle, WA 98109-5210
ここまで
以上がメールの内容でした。
「【重要なお知らせ】お客様のお支払い方法が承認されません」と言う件名のメールが怪しいポイント
宛名が個人名ではない
宛名が 「Аmazon お客様」 となっています。
個人名でなくとも、宛名にしては違和感があります。
差出人のアドレスが怪しい
送信されてきたメールアドレスが 表示上は「Amazon.co.jp」となっていましたが、
<order-update@amazon.co.jp>
となっていました。
Amazonが差出人として使用しているアドレスは以下になります。
- amazon.co.jp ←このアドレスに該当しています。
- amazon.jp
- amazon.com
- business.amazon.co.jp
- email.amazon.com
- marketplace.amazon.co.jp
- m.marketplace.amazon.co.jp
- gc.email.amazon.co.jp
- gc.amazon.co.jp
- payments.amazon.co.jp
<order-update@amazon.co.jp>
このアドレスのドメインは アマゾン で実際に使用しているドメインですが、
“order-update@amazon.co.jp” と云うアドレスに偽装して送られてくるフィッシング詐欺メール
があるとの報告があるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人であることがわかりました。
巧妙な手口ですね。
本文の日本語に違和感がある
「Amazonアカウントのロック解除にご協力ください。
「ご協力ください」
自分たちに協力せよと言わんばかりの表現です。
「以下のリンクを使用して」
リンクを使用する? 明らかに表現がおかしいと思います。
スマホのアプリやプラウザのブックマークで状況確認
あなたの個人情報を確認するかのようなメールは、宛名が個人名でない場合は、詐欺メールを疑ってください。
メールのリンクをクリックせずに、「Amazon」のホームページからマイページにログインして状況を確認してください。
ホームページからログインする場合、いつも使っているブックマークを使うなど、信頼できるプラウザからログインしてください。
本当にあなたの情報確認が必要であれば、マイページで確認できるはずです。
今回のようなメールを見ても慌てず行動してください。
もし個人情報を入力してしまったら
もし誤って、カード情報や住所、名前、電話番号などを入力してしまったら、
クレジットカード会社にその旨を連絡をしてください。
クレジットガードの裏面に電話番号が記載されています。
カードの利用停止をしてもらいましよう。
クレジットカードについて注意点があります。
カードの裏面にサインは必ずあなたが書いておいてください。
カードの不正利用の防止につながります。
住所や氏名、電話番号などを入力してしまったら、それを取り消すことはできません。
個人情報が相手に漏れたことで不審なメールや電話に気をつけるしかありません。
クレジットカードやキャッシュカードの利用停止をすることが、あなたができる数少ない手段なのです。
繰り返しますが、個人情報入力後に届くメールが怪しいと思ったら、すぐにカード会社に連絡しましょう。
「【重要なお知らせ】お客様のお支払い方法が承認されません」と言う件名のメールが怪しいポイントのまとめ
このメールが詐欺メールであると疑ったポイントは3つありました。
・宛名が個人名ではない
・差出人のアドレスが怪しい
・本文の日本語に違和感がある
他の部分も怪しさ満載でしたが、この4つの部分で詐欺メールであると判断できました。
しかし、
普段から利用しているAmazonから
「アカウントと対応する機能の権限が部分的にロックされています。」
「24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、
などというメールが届いたら不安になってしまいますね。
でも、ここは冷静に、
アプリやブックマークしてあるホームページにログインして内容を確認しましょう。
どうしてもご心配でしたら、クリックする前に 直接「Amazon」に問い合わせましょう。